コンゴというと2つの国があります。「コンゴ共和国」と「コンゴ民主共和国」です。「コンゴ王国」をルーツに持つ隣接した国々です。
「コンゴ共和国」は1960年にフランスから独立し、1970年から1991年までは「コンゴ人民共和国」という社会主義国でした。人口約420万人、国土面積約34万km2で、首都はブラザヴィルで公用語はフランス語です。東側で「コンゴ民主共和国」隣接しています。
「コンゴ民主共和国」は1960年にベルギーから独立し、1971年から1997年までは「ザイール共和国」として知られていました。人口約6,780万人、国土面積約234万km2で、首都はキンシャサで公用語はフランス語です。西側では「コンゴ共和国」と隣接しています。野口英世が黄熱病の研究を行うために滞在していたのが現在のキンシャサです。
写真はコンゴ民主共和国の20サンチーム(Centimes)の紙幣です。
紙幣のデザインはオエ・ウペンバ国立公園(Parc National oe I'UPEMBA )でのウォーターバックの群れと大きな木が描かれています。木についての資料がまったくないため樹形から判断するとアルビジア(英名:okuro 学名:Albizia adiaanthifolia)かとも思いましたが、アカシア・トルティリスが一番似ています。他の国の切手の図案と比べてみてください。大きさ 120mm X 70mm
アフリカのサバンナとサヘルに自生する中型から大型の樹冠の木。成長はかなり遅く、高さは約4~8mですが、20mに達することもあります。樹冠は緻密で傘状で、上部は平らです。多くの鳥類はこの樹冠に巣を作ります。
樹皮はざらざらした感じがあり、色は灰色から黒色です。この木には、1 本の真っ直ぐな棘と、その横に小さなかぎ状の棘が組み合わさっています。トゲは細く、対になって生えています。古い木に花が集まって咲きます。花は白、クリーム色、または黄色で、非常に芳香があります。さやは独特の淡い金茶色で、丸まってねじれています。葉は非常に小さく、傘に柔らかく羽毛のような外観を与えます。
木材は、家具、荷馬車の車輪、柵の柱、檻、囲いなどに使用されます。バケリア材は、旧約聖書の中で、契約の箱を含む幕屋や幕屋の家具の建築にイスラエル人によってもっぱら使用されていました。さやと葉は、砂漠の草食動物の飼料として使用されます。樹皮はタンガニーカで弦材としてよく使用され、タンニンの供給源となります。木から取れるゴムは食用であり、アラビアゴムとして使用される。根、新芽、さやなどの木の部分も、先住民によって装飾、武器、道具、薬などの膨大な目的によく使用されます。
アンブレラトゲは、荒廃した乾燥地の再生にとって重要な種でもあります。干ばつ、風、塩分、さまざまな種類の土壌に耐え、植物の必須栄養素である窒素を共生根細菌との相互作用によって土壌に固定するという追加の利点もあります。