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樹のデザイン

シリア・アラブ共和国

オリーブと葡萄

表は世界遺産「古代都市ボスラのローマ劇場」で、この裏面はSuwayda博物館の樹木のモザイク画です。 シリアで果実をつける樹木を考えますと、 1.オリーブ (Olea europaea): シリアでは広範囲にわたってオリーブの木が栽培されており、オリーブの実はシリアの食文化に欠かせないものです。オリーブの実からはオリーブオイルが抽出されます。
2.グレープ (ブドウ) (Vitis vinifera): シリアはワイン生産の伝統があり、ブドウの栽培が盛んです。シリアではさまざまな品種のブドウが栽培され、鮮食やワイン生産に利用されます。
3.レモン (Citrus limon): シリアの一部地域ではレモンの木が栽培されており、酸味のあるレモンの実が収穫されます。レモンは調味料や料理の風味付けに広く使われます。
4.グレープフルーツ (Citrus paradisi): シリアでもグレープフルーツの木が栽培されており、大型の果実が収穫されます。グレープフルーツは生食やジュースとして楽しまれます。
5.ザクロ (Punica granatum): シリアではザクロの木が見られ、ザクロの実が収穫されます。ザクロは栄養価が高く、生食やジュースとして人気があります。
これらを紙幣のデザインと比較しました。右の図案はオリーブの葉と実を表していると思われます。モザイク画の樹木を見ると実は葡萄を、葉もブドウの特徴が一致しています。幹はイメージとして描かれているのでしょう。したがつてブドウの収穫を描いているのですね。 大きさ 160mm X 90mm
木に関係する面・裏面
表面

オリーブ解説

地中海沿岸または西アジア原産といわれて、紀元前300年頃にはすでに栽培されていたといいます。地中海地方で広く栽培される常緑の果樹。ギリシアには2000年の古木もあるといわれ、エジプトでは紀元前から栽培しています。高さ3~10mの小高木。直径30cm~1mとかなりの差があります。
果実は11月下旬から12月にかけて黒紫色に熟し、オリーブ油を採ります。また食用、サラダ油、化粧品、石ケン、薬として斬膏の原料としたり、栄養、緩下薬として用いられる。品種数も多く、500以上あるが多くはアフリカ各地に産します。ヨーロッパのオリーブは概して小さく、樹形も悪い。
アフリカのオリーブは樹高25mに達することもあるが、やはり樹形の悪いものが多い。明治41年に香川県小豆島で、昭和17年には岡山県牛窓町で栽培がはじまり、日本の二大オリーブ産地となった。香川県の県花、県木になっています。

木と聖書より

オリーブの切手


サンマリノ共和国

スペイン王国

イタリア 

チュニジア 

モロッコ王国

ギリシャ共和国 

ユーゴスラビア連邦共和国 

フランス共和国

オリーブとぶどうの写真

ブドウ畠
オーストリア 2015年10月11日
ブドウ畠
ニュージランド ウエリントン付近のぶどう畑 2016年11月18日
ナツメヤシ
大阪市長居植物園 2013年8月18日
オリーブの巨樹
シドニー王立植物園 2018年5月4日

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