ベトナム中部にある都市です。かつてグエン朝の王都として発展し、1802~1945 年にかけては首都が置かれていました。この街は堀と分厚い石の壁に囲まれた 19 世紀の城塞で有名です。城塞内に広がるフエ王宮には御殿や祭壇があります。
樹木は図からネムノキとココヤシと思われます。紙幣は大きさ140mm X 65mm。
木に関係する面・裏面
表面
ネムノキ解説
ベトナム中部にある都市です。かつてグエン朝の王都として発展し、1802~1945 年にかけては首都が置かれていました。この街は堀と分厚い石の壁に囲まれた 19 世紀の城塞で有名です。城塞内に広がるフエ王宮には御殿や祭壇があります。
樹木は図からネムノキとココヤシと思われます。
ネムノキはベトナムでは Hợp hoan(ホップホアン)と 呼ばれています。ベトナムでは街路樹などにも植えられていますが、日本のネムノキとは葉の大きさなど少し異なっているようです。紙幣のネムノキの枝葉の拡がり方がもう少し広がっていたらホウオウボクと判断したと思います。
ネムノキ属は主として熱帯に150種ほどが分布しますが、その中でネムノキ(学名:、Albizia julibrissin)は飛び抜けて耐寒性が強く高緯度まで分布する。温帯で広く栽培され、一部で野生化しています。高さ10m、直径30cmほどになり、太い枝が斜めに伸びて逆三角形の樹形になります。葉は長さ25cmほどの2回偶数羽状複葉。頭状花序的に枝先に集まって10-20個の花が夏に咲き、淡紅色のおしべが長く美しく、桃のような甘い香りがする。ココヤシは別ページにもありまので割愛します。
写真
富田林市 通勤途中 2023年6月29日
韓国済州島 植物園 2007年9月23日
カンボジア 2007年9月23日