中国6000年前の茶畑
・産経新聞 2008/11/30
茶の起源は紀元前1世紀の文献での記述がもっとも古く、中国の雲南地方の野生種が発祥地とされる。それ以前のことは不明であったが、今回、中国浙江省・田螺山(でんらさん)遺跡にて6000~5500年前の地層から世界最古の茶畑と見られる遺構が見つかった。地表に掘られた穴より、木の根が十数株出土した。保存状態がよかった為、顕微鏡で組織を確認したところツバキ属と判明。ツバキ属には茶の木意外にも、ツバキ、サザンカがある。植えられた状況から葉の木の可能性が高いという。人類は予想以上に以前から茶に親しんでいたのかもしれない。