神峰山寺の紅葉
・毎日新聞 2008/11/27
11月末頃までと見ごろは過ぎたが、高槻市の神峰山寺周辺はモミジやイチョウの紅葉の名所として知られている。神峰山寺は修験道の開祖・役小角が開山し、仏教の聖地として七高山の一つに数えられた寺。山門から本道まで約100メートル続く参道や境内一帯にある木々が、連日の冷え込みの影響で色づきを深め、訪れた観光客やハイキング客をにぎわかせた。近藤真道住職によると、京都で多く見られる庭園とは違い、神峰山寺では人の手による整備をしていない。「寺を含めたこの山一体が持つ、自然なままの美しさを楽しんでほしい」と話す。