林業塾開催
・日本経済新聞 2008/11/12
今年8月に三重県南部の紀北町で3泊4日の林業塾が開かれた。これは森林再生システム、速水林業などの共催で行われた。「林業を担える人材を育てたい」という思いから4年余り前に塾を立ち上げ、今回で6階目である。20人の参加者が、専門家の講義、間伐の施業の現場見学、実習、5つのグループに分かれたグループディスカッションなどを行った。速水さんは「テーマを絞って具体的な議論をすることで、森林や林業を科学的視点から見る目が養える」と強調し、また、「林業にはこうしないといけない、という論理はない。今の森林管理がおかしいという前提に立って、それぞれが問題意識をもって林業にかかわってほしい。」と話す。