/h1>木登り博士
・産経新聞 2008/11/16
アメリカ出身のジョン・ギャスライトさんは、ツリークライミングという体験活動を日本に紹介している。ツリークライミングは日本語で木登り!そう、木登りである。ただの木登りではなく、独自の手法を開発し、身体障害者も安全にツリークライミングにチャレンジできる。また、ギャスライトさんはツリークライミングのセラピー効果を研究し、農学博士号を取得した。2001年にはアメリカのカリフォルニア州、シエラネバダ山脈の森に、空を突くような高さの樹高80メートルのジャイアントセコイヤある。そのジャイアントセコイヤに当時59時歳の車椅子が必要であった女性が4時間をかけて、それも自力で登りきった。この体験がキッカケとなり自力で立つようになり、また外出も増えたという。その変化に担当医師も驚いたという。ギャスライトさんは8年前よりツリークライミングの普及活動を初め、これまでに15万人ものツリークライミングを成功させた。また、指導者育成の力をいれ、現在では80人もの指導者が各地で指導を行っている。