京大のオリンピックオーク伐採
・読売新聞 2008/9/26
京都大学農学部グラウンドに植えられているオリンピック・オーク(ドイツカシワ)がカシノナガキクイムシという害虫の被害で枯れ、近く伐採されることになった。オリンピック・オークは、ベルリン五輪(1936年)の陸上三段跳びの金メダリスト田島直人氏がメダルの副賞として持ち帰り、記念植樹されたもの。木はその後、高さ約20mに育ち、育った苗木は、全国10ヶ所以上に植えられ、スポーツと勉学を両立させた田島氏の精神を伝えている。8月ごろから葉が赤く変色し、回復も困難とわかった。京大は、まだ青い葉が残る枝を挿し木にするなどの方策を探る。