展望デッキ付観光列車
・読売新聞 2008/8/30
8月29日、南海電鉄は来春から高野線の橋本(和歌山県橋本市)-極楽橋(和歌山県高野町)19.8キロ間に展望デッキ付き観光列車を運行させると発表。高野山の最寄り駅まで、車窓に広がる緑豊かな山岳風景を楽しんでもらうためである。2両を窓の大きな指定席車に改造、そして自由席車2両と連結する。車両の中間の壁を抜いて柵で囲み、風が通り抜ける「展望スペース」を設けるようになっている。また、渓谷側の座席を窓側に向けて並べ、車内にはぬくもりを感じさせる木をふんだんに使う予定である。休日や行楽シーズンに1日1,2往復し、所要時間は片道約40分である。なお、9月1日から10月17日まで、列車の愛称を一般公募する。(南海電鉄ホームページ参照)