オオバマホガニーの伐採
・日本経済新聞 2008/7/27
丈夫で、加工性に優れ、赤みがかった光沢が人気の中南米に分布する、マホガニーの乱材が絶えない。特に楽器、家具向けに引き合いが強いオオバマホガニーの伐採が目立つ。オオバマホガニーは、コスタリカなどで保護の機運が高まり、野生生物の取引を制限するワシントン条約の指定種になっている木である。今も需要が大きく、日本でも製材やベニヤとして輸入されている。野生生物の取引を監視するトラフィックジャパンの金成かほる氏は「木材を利用する時はその種の置かれている状態について考えることも必要」と話す。