原始林にペンキ
・読売新聞 2008/7/12
広島県宮島の主峰、弥山(535メートル)。鹿やサルも生息するこの原生林は、針葉樹と南方系植物がまじるのが特徴。天然記念物に指定され、一部は世界遺産の登録にもなっている。こんな自然豊かな山で、今回木の切り株や幹にペンキの吹き付け跡が発見された。落書きは、05~数メートル間隔で約2キロに渡る。住民らは「申請な山にこんなことをするなんて許せない。」と怒りの声を上げている。また、矢印や丸など記号が多いことから環境省中国地方環境事務所広島事務所は「何者かが登山道の道しるべとしてつけたのでは。」と見ている。