ブナ林観察ツアー
・日本経済新聞 2008/7/7
長野県野沢温泉村。かつてスキー客で賑わったこの村内の観光産業として、平地区一帯のブナ原生林の観察・保護活動が7年前からスタートしている。中心となっているのが村内で民宿業を営む富井氏。スキー客の減少で村の宿泊客数が減少し、代わりの観光産業を探していたところ、村内のブナ林に着目し、NPO法人「おせっ会」を周囲の民宿などに呼びかけ設立した。また、3年前からは、都内の小学校にブナ林の植樹も始めている。「おせっ会」のツアーは評判。今日も富井氏が宿泊客に元気な声で説明し、ブナ林に触れ、学んでもらっている姿が目に浮かぶ。