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新聞からの木の豆情報

住民主役の植林

・読売新聞 2008/7/3
環境NGO「コンサベーション・インターナショナル(CI)」(本部 米国)と日本のトヨタ自動車が協力し、植林が始まった。場所は、フィリピンの首都マニラから北へ500kmルソン島北東部の山あいの町ペニャブランカである。皇居15個分に相当する。1772ヘクタールにマンゴやインドタンの幼木が数メートル単位で植えられている。ペニャブランカの植林は「住民主役」であり、住民が樹種を決め管理する。3ヶ月ごとのチエックで枯れてなければ(1.5ペソ)がCIから払われるシステムである。また、フィリピンの森林減少は、日本も大きく関わっており、1970年~80年の日本のラワン材輸出による森林減少と気候変動により、水害や土砂災害がおこり、人々を苦しめた。今回の植林活動で貧困と伐採の関係が断ち切られることを期待して見守って行きたい。

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