ヤマモモ
・毎日新聞 2008/6/30
瑞光、森口、中山早生、肥山の4種類の品種がある、甘くて酸っぱい山の幸。それがヤマモモである。6月中旬からの2週間、四国・徳島県のヤマモモ農家、平井氏のヤマモモ畑のヤマモモも食べごろを迎えている。平井氏が栽培するヤマモモは樹齢50~100年、さらには、樹齢150年の自生のものも含め約1000本ある。その中で、瑞光という品種は自然のものより2回り以上大きく、直径は3cmほどもあるという。今は、中国から取り寄せた「東魅」という、瑞光より果実が大きく、収穫時期も7月と遅い品種に力を入れている。JA東とくしま管内のヤマモモ栽培農家は100軒余り。生産農家の高齢化・果実の傷みやすさ・隔年で実が成るなどという問題をかかえている。