京都・文化的景観再生
・読売新聞 2007/12/25
京都・東山ではマツ、ナラなどが大量に枯れるなどで、昔の景観がうしなわれつつあるため、林野庁、京都市では植生保護向けて働いている。今回、森林や歴史などの専門家らが参加する「京都伝統文化の森推進協議会」が宗教学者、山折氏を発起人として発足することになった。企業や市民から集めた資金を活用している。かつてはマツが中心であったが、シバを刈る暮らしが途絶えて山の荒廃がすすみ、近年で約100本のナラ、マツなどが伐採された。一方で常緑樹のシイが広がり、景観が変化しているのである。今後文化的価値を損なわないための森林整備、植林のあり方を検討し、京都市内で26日に設立総会を開催である。