木と遊ぶ魅力
・日本経済新聞 2007/12/21
名古屋大学大学院生命農学研究科のジョン・ギャスライトさんは、ツリークライミングを日本に持ち込み、普及へと力を尽くしている。米国のツリークライミングはスポーツ色が強いという。競技として追求すると結果的に木を傷つけたりする可能性が出てくるという。日本では木に登ることを楽しみながら森を守ることにもつながるようにして欲しい。いろいろなレクリエーションとあわせて、里山を守る活動に参加することも必要である。またジョン・ギャスライトさんは「アーボリスト」という樹木の保護や管理にあたる国際資格も取得した。これからの社会が、少しでもよくなるように、森や木々の力を借りながら、私ができることを続けていきたいと話す。