プレーパーク淡路島冒険の森
・産経新聞 2007/11/6
兵庫県淡路市北部の里山に「フレーパーク淡路冒険の森」がある。ここを自費でオープンさせ、運営しているのは元小学校校長の小南氏である。現役校長だった平成15年9月にオープンしたきっかけは、子どもたちが示す情緒不安定な行動への懸念からである。オープン当初の広さは3000平方メートル。オープンするにあたって、探検家の二名氏の指導を受け、地上5メートルの高さのツリーハウスや車椅子でも乗れるブランコ、耐火レンガのかまど、空中回路、研修棟などをつくっていった、小南氏は「小さなけがもありますが、子供は遊びを通して危険と安全の区別を学ぶのです」と話す。「子供が自分たちの責任で遊べる環境づくり」という「冒険の森」をモットーしている。年間1000人を超える親子がここを訪れ、森の香りを吸い、学べないことを身につけるという。