インドネシアの森林伐採状況
・朝日新聞 2007/10/26
今年12月に開催される森林保護が重要なテーマである国連気候変動枠組み条約締約会議を前にして、ホスト国インドネシアは、森林の違法伐採に警察が大規模な取締に乗り出した。林業界だけでなく、林業者まで批判の声をあげるなど、波紋がひろがっている。インドネシアの森林は1985年には627万ヘクタールであったのが、2002年には、329万ヘクタールに半減しており、特に違法伐採への対応の甘さが指摘されてきた。これについて業界では摘発を恐れて操業を中断し、損失見込み金額400億以上という。先月には、ユドヨノ大統領がウィドド調整相を代表とする林業証警察などの合同チーム結成を指示し、仲裁に乗りだ゜したが解決にはなっていない。