アフリカに3000万本の植樹
・毎日新聞 2005/2/9
ケニア副環境大臣のワンガリン・マータイさんはアフリカでの3000万本の植樹のきっかけをつくり、アフリカ女性で初めてノーベル平和賞を受賞した。マータイさんは食事を作るための薪が手に入らず困っていた母親をみて、自宅の裏庭に7本の木を植え、1977年には、仲間と共に「グリーンベルト運動」をつくり、農村女性たちに参加を呼びかけた。この呼びかけに約8万人が参加することとなり、3000万本の苗木が植えられることになり、運動は東南部アフリカを中心に他国にも広がることになった。なお、マータイさんの14日から22日に毎日新聞社の招待で、来日し、京都議定書発行記念行事の講演と昭和女子大人見記念講堂で子供たちとの交流会を開く。