野球バットのリサイクル
・読売新聞 2007/9/11
福井県小浜市の塗り箸メーカー「兵左衛門」は、プロ野球などの試合で使用出来なくなった木製バットを箸やスプーンの柄などにリサイクルし、注目を浴びている。木製バットは年間約20万本もの消費があり、大半は廃棄物として焼却されていた。またバットの素材として最良と知られている北海道産のアオダモは、植林はほとんどされておらず、バットの適材に成長するまで、60~70年かかる。「兵左衛門」では、売上げの一部を北海道などでアオダモの植林活動に取り組むNPO法人「アオダモ資源育成の会」の支援にあてており、環境保全活動の一環としても期待されている。近くには、印鑑も売りだす予定である。現在、毎年約20000-25000本が浦谷さんの元に届けられる。