流木資源
・読売新聞 2007/8/14
2002年に設立した東北電力のベンチャー企業「アグリパワー」では、11箇所のダムに流れ込んでくる流木を原料に堆肥や暖房用燃料、菌床などさまざまな商品を開発販売している。11のダムにたまるゴミは年間約12000立方メートルである。流木は以前焼却処分していたが、2001年の廃棄物処理法改正で野焼きが禁止され業者に高いお金を支払い処分していた。流木類は廃棄処理費の4-8割のコストで資源化できるという。このような資源化の取り組みは、関西電力などでもはじまっており環境問題の視点から流木の活用が広がりそうである。