間伐材の紙
・日本経済新聞 2007/7/19
企業の社会的責任(CSR)に注目し、環境や貧困などの地球規模の問題を組織の中でなんとか解決しようという、社会企業家精神を持った人が増加している。東京電力事業開発部長の半谷氏もそのひとりである。半谷氏は91年に環境NPOオフィス町内会を設立。今は、間伐材で紙を作り、企業に使用してもらうという「森の町内会」プロジェクトを実施している。間伐材の紙は普通の紙より15%割高であるが、「環境保護の
観点からサポートしてくれるのでは」と期待している。その他、有限責任事業組合ファーストブルーでは、おしゃれなCSR支援プロジェクトを実施しており、参加企業はイメージカラーの青を使用し、製品を開発。売上の一部を世界の若者の教育や自立支援のために寄付を行っている。