春日大社一の鳥居解体修理
・産経新聞 2007/7/12
奈良市、春日大社の玄関ともいえる、木造朱塗りの「一の鳥居」(重要文化財)が約45年ぶりに解体修理されることになった。県教委によると「一の鳥居」の2本の柱の根元には10センチ大の穴が開き内部も腐食しつつあるという。修理は今年9月にも着手する予定で、約1年をかけて修理をする。部材などは出来るだけ現存のものを修理して利用し、色あせの目立つ朱も塗り替えをしていき、美しくよみがえる予定である。
なお、この修理は平成27年に実施される20年に1度本殿修理「第60次式年造替」に向けた一連の修理事業の“事始め”になる。