新バイオ燃料「ジャトロファ」
・産経新聞 2007/7/1
「ジャトロファ」という木がある。やせた土地でも容易に栽培できる。種子に50%の油を含み、搾油効率が高く、上質燃料が期待できる。この特性を生かし、カンボジアで大規模栽培を行いディーゼル用バイオ燃料(BDF)の精製まで行う計画が開始する。日本企業が出資する現地法人IBECとカンボジア政府の合弁会社が土地を確保。現地スタッフを雇用して大規模の農園を経営する。食用ではない植物なので、とうもろこしように燃料の材料とした結果の食料高騰の心配もなく、途上国に対する新しい貢献策として期待されている。