神戸市立森林植物園のあじさい
・産経
新聞 2007/6/27
この梅雨ときに咲き誇るアジサイ。六甲山系にある神戸市立森林植物園には西日本最大の「あじさい園」がある。25種5万株ある。この時期には約6万人が訪れる。六甲の弱酸性の土壌により独特の瑠璃色の花びらとなり「六甲ブルー」といわれている。ここで一番有名であるのが「シチダンカ」といわれるアジサイで花が星形に重なり合って咲いていくものである。この種類は江戸時代に来日したオランダの医師「シーボルト」の「日本植物誌」に紹介された。その後昭和34年に六甲で実物が発見されるまで、約130年間国内でみつからかったという。