ボルネオ島からバイオ燃料
・日本経済
新聞 2007/6/18
バイオ燃料の原料となるパームヤシ、ここボルネオ島では、パーム油の生産拡大が熱帯雨林に生息する貴重な野生生物の生存を脅かしている。ボルネオ島東部の町、ラハダトゥは世界的なパーム油の生産拠点に生まれ変わりつつある。工場は東京ドれ。ドーム100個分の大きさにもなり、年間30万トンの生産を見込んでいる。このほかにも工場を計画中である。インドネシアでは2010年までに現在の3倍100万トンの生産量を見込んでいる。これは、270万トンのドイツに次ぐ第2位である。しかし、食用油の供給不安、森林破壊という「もろ刃の剣」である。