売る視点からぶどう生産
・読売新聞 2007/6/22
皮ごと食べられ、種なしという「ナガノパープル」という巨峰に似た深紫色のぶどうが開発生産されている。このぶどうは1990年、欧州系ぶどうと巨峰を交配して開発された。10年以上試験栽培を続けられた間、国産ぶどうは輸入物に押され減少。このような状態から脱却するため、JA須高は2004年にナガノパープルの本格栽培に入った。そして2006年より関西、首都圏への出荷が始まった。価格は巨峰の約2倍であるが、皮をむかずに洋菓子に使える。食べやすい。とのことで注文が相次ぎ1400万の売上があった。今後も特徴をアピールしどんどん生産量を増やしていきたいと意気込んでいる。