1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 10.木の知識
  4. 新聞からの木の豆情報 TOP
  5. 2007年Top
新聞からの木の豆情報

インドネシアの焼畑問題

・日本経済新聞 2007/6/18
インドネシアのスマトラ島、カリマンタン島の焼畑式農業開発で森林火災が深刻になっている。焼畑式は、建機などを使う方法に比べてコストが1/4以下のため、低所得者の地元農民がやっている。現在温暖化ガスの排出量は世界第3位であるが、この多くは森林火災によるものである。また、バイオ燃料ブームで原料のパーム油農園の開発が相次ぎ、ますます森林火災が増える傾向にある。そのため、世界銀行やアジア・太平洋地域の各国政府が支援に乗り出す。内容は植林事業、火災予防の研究、焼畑農業で生計を立てる農民の啓蒙活動、消防隊派遣、消火用機材提供などが計画されている。インドネシア政府は、2007年に2000億ルピア、日本円で27億円投じて1500人規模の専門消火チームを発足させる。地球温暖化防止には、森林伐採、放牧などを禁止、モニターを強化して新たな砂漠化を食い止めなければならない。

▲目次に戻る

創業1911年 
会社概要  
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
お問い合わせ  著作権・サイト関係  サイトマップ  迷子になった場合  V9.0
©1996-2024 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.