古民家再生
・日本経済新聞 2007/6/13
京都府福知山市に「古民家リフォーム塾」が開講された。この塾では実際の築数百年以上の古民家をそのまま教材にし、大工仕事を学んでいく。この塾はNPO法人「百姓塾」が地元の建築士や大工と協力して始めた。古民家をリフォームを自分自身でできるように学ぶことで、「最も安上がりな方法で田舎に移住するためのノウハウを教えます」がうりである。大工の技術を覚え、自らの手で改修できれば修繕コストも節約できる。実習は月に二回。泊り込みで行われ、講習後は近くのキャンプ場で宿泊する。自身で改修することで、解体して移築、再利用する「移住再生」の場合、ある程度の予算があれば実現しやすく、平均的には坪単価60万円程度となる。