奄美群島と沖縄の照葉樹林
・産経新聞 2007/3/10
3月9日、環境省は鹿児島県奄美群島と沖縄本島北部のやんばる地域の貴重な亜熱帯の照葉樹林を国立公園への指定に向けて検討することを始める。来年より数年かけて照葉樹林とそこに生息する動植物を調査する。照葉樹林はシイ、カシなど常緑広葉樹の森、やんばる地域には広大な自然林がのこっており、またアマミノクロウサギ、ヤンバルクイナなど固有の希少生物が生息している。国立公園に指定することによりこれらの保全につなげたいと考えている。また、環境省では、創設から75年が経過した国立公園などの自然公園制度の見直しにも着手する。