嵐山のヒノキ欄干
・読売新聞 2007/2/23
京都嵐山の渡月橋の一部に2006年12月、乗用車が衝突し破損した。復旧に際して、良質のヒノキの入手が難しく長期間かかる見通しであったが、このたび復活した。この事故は凍結によるスリップで約15メートルに渡り欄干をなぎ倒し、桂川に車が転落したもので、補修費用は約1000万という。京都市によると復旧にあたり、奈良市内の料理店が庭園に架橋する予定だったヒノキ4本を融通してくれたという。また、2001年の全面改修したときと同じ樹齢150年の高知県産のヒノキを使用し、2日間、職人10人で欄干約20メートルを新調した。