天然林を守ろう
・毎日新
聞2006/12/12
「日本の天然林を救う全国連絡会議」が12月5日に発足。これは多様な野生生物が生息する天然林を伐採から守ろうと、学者、作家らで作っている。現在天然林の管理は林野庁が行っているが、環境省に移すよう訴え、署名活動などを行っている。代表世話人は京都大学名誉教授の河野氏はじめ、作家のC・W・ニコルさんら約40名である。1950年に953万ヘクタールあった天然林は、現在278万ヘクタールになっている。1998年に林野庁は木材生産重視から公益的機能重視に転換したが、いまでも減り続けているという。今後林野庁は人工林の育成、木材生産に専念し、天然林は環境省が坦と会うするよう提案していくという。