ボルネオ保全トラスト
・産経新
聞2006/12/9
12月8日、マレーシアボルネオ島のコタキナバルで第一回「ボルネオ保全トラスト」理事会が開催され、正式発足した。アブラヤシ農園開発が森林消失に大きく関係しているとみられている。土地を借り上げ、オランウータンなどの住む森林を確保することが目標である。理事会は地元サバ州政府関係者らで構成、最高執行責任者は、国際協力機構飲む野生生物専門家の坪内氏を選出。ヤシ油はマレーシアとインドネシアが主要生産国であり、ポテトチップスや洗剤の原料で、バイオ燃料としても活用されている。毎年、ボルネオ島で約13000平方キロの森林が消滅しているとみられ、アブラヤシ農園開発が最大の脅威であるという。