さっぽろ ふるさとの森づくり
・毎日新聞 2006/10/25
10月6日に札幌市手稲区の山口緑地に1400人が集まり、10000本の苗木を植樹した。ここはゴミ処理場の跡地であり、今後パークゴルフ、公園などを設け、都市住民が自然と交わる空間を創設する予定である。今回の植樹祭はその青写真実現の第一歩である。この場所は決して生育環境は決していいとはいえない。横浜国立大名誉教授、宮脇氏の指導の元、ミズナラ、イタヤカエデ、ナナカマドなどの北海道の在来種12種を交ぜて狭い空間に複数本植えた。本来の主木が成長を競い合うことで厳しい気象条件を乗り越え、根付かせようという狙いである。