比叡山植樹プレート除幕イベント
・毎日新聞 2006/10/24
毎日新聞創刊135年記念事業「あすを植える『My Mai Tree』の一環で5月27日に開催され、天台宗開宗1200年にちなみ、全国から参加した1200人が苗木1万200本を植えた。これを記念し、参加者全員の氏名を裏面に、植樹祭の模様を掲載した特集紙面を表面に記したプレートを植樹地に近い伝教大師像のそばに設置され、除幕イベント「植木に水を!ウォーク」が今月1日に同境内で行われた。除幕式でプレートの幕が引かれると見守った参加者は大きな拍手で祝い、うれしそうな顔で自分の名前を探した。式典では比叡山延暦寺の清原恵光執行は「皆さんが苗木を植えた森は、多くの生き物が命をはぐくむ大事な場所。枯らしてはしょうがない。しっかりと見守りたい」と挨拶し、天台宗の小林祖承前総務部長は「植樹は地球のためであると同時に、人間自身が生きるためでもある。それぞれの立場で周りに良い影響を与えようと考え『一隅を照らす』取り組みをしてほしい」と述べた。