知床世界自然遺産体験授業
・読売新聞 2006/10/22
知床半島は、海、川、山が一体となった生態系と、希少種を数多く含む生物の多様性が評価され、「人類の宝」と認められている。そこで日本の子供たちに自然環境を守ることの大切さを伝える「世界自然遺産体験授業」が9月16-18日の3日間開かれた。ヒグマの冬眠穴を見学したり、増えすぎたエゾシカによって樹皮を食べられた結果、枯れてしまったハルニレ、オヒョウの木を見て、自然保護の難しさなども学んだ。また、海から川に戻ってきたサケやマスが、ヒグマやキツネ、カラスの餌になり、食べられたりして栄養が陸地に還元される自然のサイクルを学んだりした。
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