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新聞からの木の豆情報

どんぐりで広がる緑化

・産経新聞  2006/10/17
民間団体や自治体などが開設する「どんぐり銀行」とは、どんぐりを通貨に見立て「預金」ができ、その額に応じて、春に苗木の「払い戻し」を受ける仕組みである。これは子供たちに森への関心を深めてもらい、地域の緑化にもなるということである。発祥は香川県の「どんぐり銀行」であり、県のイベントで子供たちがどんぐりへの好奇心が強いことに触発され、県の職員が発案し、平成4年にスタートしたものである。本物そっくりの通帳発行、金額によって払い戻しの苗木の種類が選択できるなど、遊び心いっぱいの仕組みに人気を呼び、現在では、北は岩手県から南の熊本県までの34都府県から預金が郵送されてくるという。また、各自治体、NPOにも同様の取り組みがひろがっている。その中で大阪府は全国で一番森林面積が少ない都市であり、どこにどんぐりが・・・と思ってしまうのですが意外や市内の公園にもドングリができる木がある公園が結構あるという。そこで開設されたのが、「木になる夢銀行」である。ここでは1回50個以上で受付、1個1ドングリで通帳記帳。翌年3月1日から31日まで200ドングリにつき、クヌギ、コナラ、アカカシなどの苗木1本を払い戻されるという。これまでに406714個のドングリが集まり、23198本の苗木が配布された。このほかに小学校と連携し、栽培の仕方、特徴を学ぶなどのどんぐり学習会も開催されている。和歌山県では、「かしの木バンク」、山梨県では、「やまなしどんぐりクラブ」などある。 h1>

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