愛林館
・読売新聞 2006/10/12
熊本県水俣市にある村おこし施設として、1994年に「愛林館」が建設された。今、この愛林館が実践している環境教育が話題をよんでいる。当初は地元の小中学生が総合学習などで利用するのが、中心であったが、他県から希望する学校が増えてきている。「食事が自分の口に入るまでに、どのような過程を経ているのかを、体験を通して理解する」ことを目的にさまざまなことを実践し、その中で林業家の手ほどきを受けながらヒノキの間伐に挑戦している。体験した生徒からは「山と海がつながっているということがよくわかった」と・・・。また水俣市は全国でも有数の環境都市であり、館長は、「環境教育を広く普及させることこそ、水俣病を経験した水俣市飲む役割だと思う」と話す。