林業活性化「割り箸5円」
・産経新聞 2006/9/20
コンビニエンスストア大手のミニストップは19日、割り箸の一部有料販売の全国展開を始めた。有料割り箸には奈良県吉野産のヒノキの間伐剤を使用し、「林業の活性化に役立ててもらおう(同社)」という狙いである。有料の割り箸は「5円の木づかい」と名づけられ、価格は1本5円。「海外から安値な木材が輸入され、林業が衰退した。少しでも国産材が消費されることで、森林が整備される場を作りたい」と、今年6月から大阪市中央区の御堂筋本町店など5店舗でスタートさせた。「割り箸は無料」との意識が強く、1店舗辺りの売れ行きは数本程度だが、全国1600の店舗に広げることで環境意識の高い消費者に購入を働きかける。ただ中国産割り箸の無料提供はこれまで通り継続するとのこと。