六甲山シンボルツリー
・日本経済新聞 2006/9/13
神戸市はこの11月に六甲山系でシンボルとなる「マザーツリー(母なる木)」を20本公表する。これはハイカーたちが見つけた巨木の中から選定するということで、豊かな緑の山が防災力を高めていることを知ってもらうきっかけになればと・・・。六甲山系の山中にある大龍寺の山門から境内に向かって急な坂道を登ると左側に大きな椎木がある。この木は幹周り約4メートル、樹齢200-300年とみられ、過去の森林伐採や戦火から免れた1本である。このほかにも摩耶山の旧天上寺付近にも、樹齢100年を超える大きな木が数多くあるという。同市では木の大きさだけでなく、風格も考慮して20本の選定をするということである。公表後、木の場所、種類、樹齢などを記載したパンフレット作製予定である。