間伐材バイオマス発電
・産経新聞 2004/12/22
中国電力は、山口県下関市の下関発電所で、間伐材などの木材と石炭を混合燃焼させるバイオマス(生物由来)発電の実証実験を開始。間伐材えお有効利用することで森林整備が進み、二酸化炭素(CO
2)の削減につながるという。混焼試験は四国、北陸電力に続き三番目。 下関1号機(出力17.5万キロワット)の燃料の石炭に間伐材や竹の粉末を3%程度混ぜ、来年三月末まで燃焼試験を行う。これに必要な間伐材や竹は約千400トンで、山口県が提供。 好結果が得られれば同県の新小野田発電所で本格的に混焼発電を実施。その場合、年間10万トンのCO2削減効果が見込める。