人工林にも無限の可能性
・読売新聞 2004/11/13
赤谷プロジェクトは、「持続可能な地域社会づくり」を目標とし、自然林の保護管理に加え人工林を管理経営する役目がある。人口林を育て、木材に加工するまでには、多くの手間と時間、コストがかかるため、十分な手入れができていない現状がある。これでは野生生物の自然環境保全もままならない。そこで、ひとつのアイデアとして「間伐材などから作った紙を活用してもらう」という打開策がでた。このプロジェクトに賛同する多くの人々がまわりまわってプロジェクトに還元されることになる。実現することにより人工林の有効活用とプロジェクトの推進の両方が勢いづくのである。スギなどの人工林にも無限の可能性が秘められている。