名松の”血”接ぎ木で継承
・読売新聞 2004/11/16
日本三景のひとつ天橋立では、台風23号の影響で松が倒れる被害があり、約5000本のうち193本が倒れた。その中には双竜の松(高さ18メートル)、蕪村の松(高さ16メートル)、小女郎の松(高さ16メートル)の名木も3本含まれ、根元から倒れるなどしたため、撤去されることになった。これら名木は樹齢300年近く、松食い虫に強い遺伝子を持つ可能性があるとされる。また、名前も全国公募などで決まり、親しまれていた。京都府林業試験場夜久野分譲では、接ぎ木で増やす事業を10月末から始めており、2年後天橋立に植樹される計画である。