子供たちが取り組む環境保全
・産経新聞 2005/12/6
大阪市天王寺区に、子供たちへの環境教育に取り組む「せいわエコクラブ」がある。このエコクラブの発足当初から「なぜ大阪の水はまずいのか」という子供たちの声があった。現在は「NPO自然と緑」と共に、森遊び体験、間伐や下草刈りなどの保全作業にも参加している。しかし、自分たちが参加している山の手入れと、水とのかかわりあいについてはよく理解していなかった。そこで、森の保全作業の意味を学べる教材をほしいと、「水はどこから」(せいわエコ・サポーターズクラブ編)を発行された。本では簡単に試せる実験などもあり、子供たちが退屈せずに読めるようになっている。また、大阪市中央区のAOMMビルの「きんき環境館」にて、絵本の発行を記念するシンポジウム「里山にかかわる意味を考えよう」が開かれる。