社員教育に森林の手入れ
・読売新聞 2005/11/21
体験型環境教育を進める企業が増えつつある。サントリーの各工場の水源地にあたる、熊本県西原村の阿蘇山のふもと。そこに今月のはじめにサントリーの社員と家族が100人ほどあつまった。子供たちは、森林インストラクターの指示の元、枝打ちに挑戦した。サントリーは国が管理をしている森を、共有し、枝打ちの管理を60年間続ける契約を結んだ。森は102ヘクタールと広大で、「天然水の森」と呼ばれている。同じく飲料メーカーのポッカコーポレーションも昨年から山林で間伐作業を行っている。環境教育活動を行う民間活動団体グリーンコンシューマー東京ネット理事の佐野真理子さんは「体験した作業を「楽しかったイベント」で終わらせず、社員の環境意識が変わったか調べて行くことも大切です」と言う