生駒山系保全「森の貯金箱」
・読売新聞 2005/10/19
大阪府、地元企業でつくる協議会が「森の貯金箱」という制度を来年1月に発足させる。これは、森林保全に役立つ作業をした分だけ、削減されると想定したCO2の量に相当するポイントがたまり、企業が寄付したリサイクル製品などの特典と交換できるしくみである。現在、生駒山系では、東大阪市内だけで間伐が必要な森林が120ヘクタールあるが、人手不足で約50ヘクタールが手付かずである。竹林の拡大で竹に置き換わりつつある森林を入れると70ヘクタールが対策を必要としている。大阪府では、ボランティア団体、学校などに呼びかけ参加者を募るとのことである。