和の空間に「木造」の美
・日本経済新聞 2005/9/29
斬新なデザインで知られる建築家、高松伸の建築展が京都、東寺で開かれる。通常は、美術館や画廊が会場となり、写真パネル、模型などを展示をする。しかし、東寺での建築展は、一味違う。主会場は東寺境内にある小子房であり、一般公開は初めてという歴史的文化財でもある。展示会のテーマは木造建築であり、東寺への敬意を込めて新しく構想した仏教建築2件を模型で出展する。さらに、展示場では、代表作のカラー写真や建築スケッチなどが斬新に配置されている。今回の展示「こころの建築展」は10月1日から10月31日までである。