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新聞からの木の豆情報

里山守る次世代来て

・読売新聞  2005/9/24
兵庫県宝塚市の武庫川沿いに広がる里山公園「亦楽山荘」。ここを守り抜こうと整備に取り組んでいるのが、「櫻守の会」宝塚市のボランティアグループである。この場所は、大阪造幣局の「桜の通り抜け」など、桜に関わる事業を数多く指導した笹部新太郎氏の演習林である。しかし笹部氏の死後荒れ放題となり、宝塚市が買い取り、兵庫県が整備し、1999年に里山公園として復活した。「櫻守の会」の伊藤事務局長は宝塚市に「植樹だけではだめだ」ということで山での活動を申し出た。仲間2人と会を発足させ、現在は300人ほどとなっている。月に2回山に入り、間伐や植樹をつづけている。活動の場も宝塚市内の里山5箇所に広がっている。しかし会員の大半が50歳以上で末永く里山を守るためにも、跡取り世代を育てなければと切実な思いであるとのこと。月に1回程度、小中学生対象に場所を変えながら里山の自然に触れてもらう、「子ども森づくり」のイベントを開催しています。

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