寺西家住宅を答申
・読売新聞 2005/9/18
17日までに、国の文化審議会は、登録文化財建造物として大阪府内から寺西家住宅の主屋と蔵の1箇所2件を文部科学相に答申。寺西家住宅は第2次世界大戦で焼け残った地域、阿倍野区阪南町にある。主屋は大正15年に建てられ、木造2階建ての入り母屋造り桟瓦ぶきの屋根で、洋室の応接間もある。蔵は昭和10年に建てられ、2階建て土蔵造り、切り妻造りの本瓦葺き屋根である。2件とも大正から昭和にかけての大阪近郊の上層住宅の特徴を示していると評価された。また、これを含め現在大阪府内の登録文化財建造物は129箇所326件である。