緑広がれ 無料の相談会
・読売新聞 2005/9/8
大阪市域220平方キロメートルに占める樹木の割合は、2001年の調べで、5.5%とわずかである。同市では今世紀中ごろには15%に広げ、街のヒートアイランド現象を緩和しようとしているが、自動車の排気ガスやクーラーの排熱などで平均気温が100年後には2-3度上昇するという予測もあり、まったなしの状況である。そこでこの状況緩和に貢献しようと、大阪市天王寺公園の園芸担当職員が、日本庭園や花壇などを彩る数百種の草花を、日々手入れしてきた知識と経験を活かし、月1回の園芸相談会を行うなど緑の普及作戦を展開している。園芸相談会は「花の話・木の話 いっしょに考えませんか」と題し、毎月第4日曜日午後1時半から実施。公園入り口近くの特設テントで無料である。